鹿児島県西之表市の馬毛島で、自衛隊基地整備とアメリカ軍の訓練移転に向けた工事が始まって、2月12日で1か月。
工事で変わる地元を、沖縄の基地問題などを研究する専門家が訪れました。そこには計画を「賛否」だけで割り切れない、住民の複雑な思いがありました。
沖縄基地問題の専門家が見た 馬毛島基地計画の“地元” 街は意外と…

(明星大学 熊本博之教授)「土地が平たいので使いやすい。訓練施設にしたい狙いはよく分かる」
基地問題や地方自治が専門の明星大学・熊本博之教授です。沖縄県・辺野古の米軍基地問題について20年間、研究を続けています。
“基地問題を抱えている島”という感じがあまり…


(熊本教授)「馬毛島の問題を抱えている島という感じがあまりしない。辺野古に行けば(賛成・反対の)いろんな看板や横断幕が見られるが、そういう様子があまり見られない。そこは違うところ」