大量の水や土砂が流れ込み、おととしから通行止めが続いている北薩トンネルについて「今年度中の通行再開は難しい」ことが分かりました。
来年夏ごろには開通するという見方もありますが、具体的な時期は見通せていません。

出水市とさつま町にまたがる北薩トンネルは、全長4850メートルの県内で最も長いトンネルです。
おととし7月、壁面が崩れ大量の土砂が流れ込むなどし、現在も通行止めが続いています。要因は大雨で地下水が増え、水圧がかかったためとみられています。
現場では、地盤を固める工事などが完了し、先月からトンネル本体の復旧作業に入っています。

26日、地盤工学の専門家らが参加して開かれた会議では通行再開のめどは示されませんでしたが、関係者への取材で「今年度中の再開は難しい」ことが分かりました。

本体工事が来年3月末(まつ)までかかる見込みで、その後さらに非常用設備などの工事が必要なためです。
「開通は来年夏ごろ」との見方もありますが、具体的な時期は見通せていません。







