桜島では30日から山体膨張を示す地殻変動が観測されています。気象台は火口からおおむね2キロの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけています。

気象台によりますと、桜島では、30日午後6時ごろから山体の膨張を示す地殻変動が観測されています。

南岳山頂火口または昭和火口でこの山体膨張が一度に解消されるような噴火が発生すると、桜島島内を中心に多量の降灰を伴う可能性があります。

桜島では今月27日ごろから山体膨張を示す地殻変動が観測されていましたが、28日ごろには収縮を示す変動に転じていました。

このあと、噴火が発生した場合、火山灰は、31日午後3時ごろまでは火口から東の鹿屋市輝北方向に予想されています。

気象台は火口からおおむね2キロの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけています。また、風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠くまで風に流されて降るため注意が必要です。

桜島では、噴火警戒レベル3の「入山規制」が継続中です。