日経平均株価がきょう23日、史上初めて一時6万円を突破しました。半年前に5万円を超えたばかりですが、専門家は、鹿児島への恩恵は限定的とみています。

中東情勢が混とんとする中、きょう23日の東京株式市場の日経平均株価。AIや半導体関連株に買い注文が集中し、史上初めて6万円台をつけました。

(記者)「日経平均が初めて6万円を突破。県民はどう感じているのでしょうか」

(会社経営40代)「うちみたいなところだと、中小なのでなかなか恩恵はない」

(介護職30代)「投資も頭に入れつつ、子育てもいっぱいいっぱいなので、投資も頭に入れたいとは思う」

(契約社員60代)「(投資は)全然していないので全くわからない」

日経平均株価は、1989年に史上最高値を記録した後、バブルが崩壊。2000年代に入り、リーマンショックで7000円割れまで低迷しました。去年10月に5万円を超え、半年後のきょう4月23日、初の6万円台をつけました。

株価上昇は、鹿児島にも恩恵をもたらすのか?

経済の専門家は、株価をけん引したのはAIや半導体関連株など一部の銘柄に限られ、さらに、投資家は都市部に多いことから、鹿児島では恩恵を感じにくいといいます。

(九州経済研究所・福留一郎部長)「モノの値段や給料、売上などが上がっていく、あるいはコストが下がっていく、モノの値段が買いやすい値段になることが一番の実感。必ずしも株と一致しないところはある」

一方で、株価は上昇基調ではあるものの、中東の情勢次第で局面は一変する可能性があるとみています。

(九州経済研究所・福留一郎部長)「イラン情勢、中東を中心にした地政学リスクはくすぶって、広がっている状況。ある時を境に一気に逆回転することも十分あり得る可能性もあるので、冷静に見る必要がある」