(キャスター)
同じく書店を経営されている今村さんはどう感じましたか。

(今村さん)
「30年で2万店あった書店が1万店に減ったと言われている、最近の統計では7500店まで減っている。こうやって地方で工夫をしてなんとか踏ん張ってくれてる声を見ると、やっぱり僕も同業として勇気をもらえるし、作家としてもありがたいと思う」

(キャスター)
実は先ほどVTRでご紹介した米永さんから今村さんへのメッセージがあるそうです。

(米永書店 米永貞嗣店主)
「(書店は)書き手とその読者を結ぶ発信基地、そこにあえて挑戦された今村先生に敬意を表したい。書き手として本屋さんをどう思っているのか、本屋さんを実際に経営してみてどうですかと聞いてみたい」

(キャスター)
今村さん、米永さんの言葉を聞いてどう感じましたか。

(今村さん)
作家というのは枕詞のように、『書店さんは大変だから』と言ってしまうのに、何も知らないなと思ったのが、やるきっかけの一つ。実際やってみて、何が大変か一つ二つしかわからなかったのが、たくさんわかるようになった。

現状、勤続疲労みたいなものが業界で起きているので、大きな流れの今までのルールを変えていくような動きを、地方の力を結集してやっていく必要があるのかなと思う、この中でやっているのは本当に偉いなと頭が下がる思い。

(キャスター)
地方の力という言葉もありましたが、「ちいきのチカラ」というフレーズでこの特集をしています。その言葉を聞いて、今村さんが考える「ちいきのチカラ」とはどんなことだと思いますか。

(今村さん)
先ほどもちょっと出てきましたけど、若者たちが地域を担っていくのは間違いないので、若者たちに未来を託すという意味で、やはりいろんな文化の発信拠点である書店というのを残していった方がいいと思う。

地域には隠された魅力がまだまだいっぱいあると思う、僕はそういうのを物語にして発信していって、IPみたいな形で盛り上げていけたらいいなと思う。

(キャスター)
今村さんの作家デビュー作を原作にしたアニメ「火喰鳥羽州ぼろ鳶組」はMBCで日曜夜11時30分から放送中です。

※8日は選挙の日2026のため放送休止、次回の放送は15日です。