地域住民と病院が合同で防災訓練や防災に関する体験をするイベントが鹿児島市で開かれました。
このイベントは地域住民の健康増進や災害時の支援強化に向け、包括連携協定を結んでいる鹿児島市の荒田校区コミュニティ協議会とヒューマンライフライン協議会が去年から開いています。
イベントには複合施設「キラメキテラス」に入る病院やホテルの職員、地域住民らおよそ60人が参加し、災害が発生したときに治療の優先順位をつけて対応する「トリアージ訓練」などを行いました。
また、鹿児島大学の井村隆介准教授の講演もあり、参加者は火山災害の危険性や命を守る行動をとることの重要性などを学びました。
(小学6年生)「自分が知らないことを知れてよかった」
(子どもと参加)「鹿児島はいつ災害が起きてもしょうがないんだなと、いつでも備えておかないといけないことがよくわかった」
また、参加者は消防署員に消火器の使い方を教わりながら、消火の手順を確認していました。
