薩摩切子のリングが、幕末や明治初期の戦乱で途絶えた薩摩切子の復元40周年を記念して作られました。俳優・藤田朋子さんがデザインを監修し、13日、販売が始まりました。

赤、紫、青のグラデーションが輝きを放つ、アジサイをイメージした薩摩切子のリング。花びらの一辺がわずか8ミリで、隣のリボンのリングと一緒につければ、アジサイの花束のように見えます。

13日、鹿児島市の磯工芸館で、薩摩切子の復元40周年を記念したアニバーサリーリングがお披露目されました。デザインを監修したのは、俳優の藤田朋子さん。「島津薩摩切子アンバサダー」を務めています。薩摩切子作家、中根櫻龜さんとのコラボレーションで作りました。

(レポーター)「花束の部分がアーチになっていて指にフィットします。リボンと一緒につけても重さも気にならず、輝きがとてもきれいです」

(俳優・藤田朋子さん)「日本人が世界に向けて自慢できるようなアクセサリーになったらいい」

アニバーサリーリングは40セット限定で、花束とリボンの2つのリングが入っていて、価格は11万円(税込)。磯工芸館と仙巌園で13日から販売されています。