9月28日以降、奄美大島沖で無断の調査を続け、10月13日午前、再び日本の排他的経済水域=EEZで活動しているのが確認された中国の海洋調査船は13日午後11時前、EEZの外へ出たということです。

第十管区海上保安本部によりますと、10月13日午前7時前、奄美大島の西およそ380キロの日本のEEZ=排他的経済水域で、中国の海洋調査船「向陽紅22」がパイプのようなものを海中にのばしているのを、警戒中の巡視船が確認しました。

巡視船が活動中止を要求し、確認からおよそ16時間がたった10月13日午後11時前、現場海域を離れてEEZの外へ出たということです。

「向陽紅22」は、9月28日以降、EEZ内での活動が繰り返し確認されていて、今回で7回目です。