昨シーズン、ハンドボール・リーグHの初代女王に輝いたブルーサクヤ鹿児島です。おととい20日、開幕した新シーズン。連覇を目指して、ホーム初戦に臨みました。
国内最高峰のリーグH・連覇を目指して。三重とのホーム開幕戦に臨んだブルーサクヤ鹿児島。エース・金城選手の韓国への移籍が発表されましたが、昨シーズンの主力のほとんどが残っています。
(霧島市から)「優勝目指して頑張ってほしい」
(北ノ薗選手の家族)
「今年もやってくれると思う」
「速いプレーでカットインしてほしい」
序盤、最初に決めたのは、その北ノ薗。続いて、鹿児島南高校出身の川島も得点を挙げ、流れを引き寄せます。
固いディフェンスから攻撃につなげていくブルーサクヤ。パスカットから、この日チーム最多得点の宇治村が速攻。16対12でリードして試合を折り返します。
しかし後半、フリー状態の選手に走りこまれ、連続失点。一時、2点差に詰め寄られます。
ブルーサクヤに再び流れを引き寄せたのは、国分中央高校出身の岩元。遠い位置からシュートを決めると、ディフェンスのマークを受けながら、主将・笠井へパス。再び、三重との点差を引き離します。
固いディフェンスからの速攻と、本来の強みを取り戻したブルーサクヤ。ホーム開幕戦を33対28で勝利で飾りました。
(笠井千香子主将)「たくさんの方々が来てくれている前で、勝利を届けられたのは本当にうれしい。昨シーズン優勝で終えて、プレッシャーもあるが、自分たちのやるべきことをやれば勝利につながると思う。結果として勝てて、うれしく思う」
エース・金城選手の移籍前最後の試合があす23日行われます。退団セレモニーも行われるということです。
23日午後2時から西原商会アリーナで名古屋と対戦します。