屋久島町の口永良部島の噴火警戒レベルについて、気象台は2から1の「活火山であることに留意」に引き下げました。
口永良部島ではことし4月から山体の浅いところで地震活動が活発化し、火山性地震が多い状態でした。
しかし7月ごろから減少し、少ない状態で経過していて、そのほかの観測データにも火山活動の高まりを示す変化が認められないことから、気象台は19日午前11時に口永良部島で「火口周辺に影響を及ぼす噴火の可能性は低くなった」として、噴火警戒レベルを2から1の「活火山であることに留意」に引き下げました。
噴火警戒レベルが1になるのは、およそ5か月ぶりです。
口永良部島には58世帯85人が暮らしています。