自民党の鹿児島県連は6日、総裁選の前倒しを党本部に求めないことを決めました。

県連に所属する4人の国会議員も要求しないということです。

(自民党鹿児島県連 森山裕会長)「全会一致で総裁選の前倒しは必要ないという結論に至った」

自民党総裁選の前倒しは党に所属する国会議員295人と、都道府県連代表47人のうち過半数となる172人が要求した場合に行われます。

総裁選の前倒しを求める場合は8日、党本部に書類を提出することになっていて、鹿児島県連は6日、役員会を開き、前倒しを求めない方針を全会一致で決定しました。

森山裕会長は外交問題を念頭に「政治空白をつくる余裕はないという意見が出席者からあがった」と強調し、県連所属の国会議員である三反園訓衆議院議員や宮路拓馬衆議院議員、野村哲郎参議院議員も前倒しを求めないということです。

(自民党県連 森山裕会長)「県連に所属している国会議員が、県連の決定に背くことはない」

JNNのまとめでは6日午前中までに、東京や宮崎など11の都道県連が前倒しに賛成する方針を決めていて、結論はあさって判明します。