鹿児島市の住吉町15番街区の利活用を担う事業者の公募に、鹿児島サンロイヤルホテルの運営会社1社のみが、応募したことが分かりました。

鹿児島市の本港区にある住吉町15番街区を巡っては、土地を所有する鹿児島県が、利活用を希望する事業者公募を今年3月から始めていて、今月8日が締め切りでした。

4月に開かれた公募についての説明会には、老朽化による移転・建て替えをめざす、鹿児島市与次郎にあるサンロイヤルホテルなど6つの事業者が参加していました。

県によりますと、締め切りまでに応募した事業者は1社のみだったということですが、関係者によりますと、応募したのは、サンロイヤルホテルを運営する鹿児島国際観光でした。

県は今月24日、事業者による公開プレゼンテーションを行った上で、有識者らでつくる県の委員会が事業者を選定。それを踏まえて、10月ごろに県が事業者を決める予定です。