春の全国交通安全運動にあわせ、高齢者を対象にした交通安全教室が伊佐市で開かれました。
交通安全教室は、県トラック協会と伊佐湧水警察署が開いたもので、地域の高齢者およそ50人が参加しました。教室では、車の事故や故障が起きた時に、まわりに注意を促す発炎筒の使い方を学びました。
そして、飲酒運転の危険性を感じてもらうため、飲酒の状態を疑似体験できるゴーグルを体験しました。
普段は、足もとに障害物があっても簡単に歩けますが、このゴーグルをかけると視界がゆがんで…
(参加者)「(飲酒状態では)若い人も高齢者も運転は無理」
Q.飲んだら?
「乗るな、間違いない」
「いい勉強になった。交通事故をしないように運転をしないといけない」
県警によりますと、去年、県内の交通事故で死亡した65歳以上の高齢者は32人で、おととしより4人増えました。車を運転する際は、車の点検や、ゆとりのある運転を心がけてほしいと呼びかけています。
春の全国交通安全運動は今月15日まです。