「かごしま林業大学校」が新しく開設され、10日開校式が開かれました。

県の林業大学校は、担い手が減っている中で、林業の知識と技術を1年間研修します。姶良市の「森の研修館かごしま」や、垂水市の「鹿児島大学農学部附属高隈演習林」で、林業に必要な資格の取得や専門技術を習得します。

10日の開校式には18歳から53歳までの1期生13人が出席し、塩田知事から「鹿児島の林業をけん引していく人材になってほしい」と激励を受けました。

(入校生・屋久島出身 時涼雅さん・19)「父も林業に関わる仕事をしてきて、それを小さい頃から見ていたので。屋久島の山、自然を守っていきたい」

(入校生・前職は広告代理店 上野剛さん・51)「50歳手前くらいで山に取りつかれて。若い人がこれから林業をやりたいと思えるような仕組み作りをしたい」

11日から基礎研修が始まります。