日置市にある鹿児島県消防学校で7日、入校式があり、69人が消防職員として新たなスタートを切りました。

(入校生代表)「誠心誠意、勉学に精励することを固く誓います」

日置市東市来町にある県消防学校には、県内20の消防本部で採用された18歳から30歳までの消防職員69人が入校しました。

式では福永修二校長が全国で発生した山林火災や、新燃岳の噴火警戒レベルが先月「3」に上がった現状などに触れ、「さまざまな災害に対処できる知識や技術、体力などを身につけてほしい」と激励しました。

(入校生)「消防の任務を果たせるよう、いち早く立派な消防士になれるよう、消防学校で半年間、頑張っていきたい」

(入校生)「基礎的な知識をしっかりとつけて、本部に帰った時でも、地域の方に安心してもらえるような消防士になりたい」

入校生はおよそ半年かけて消防や救助訓練などの基礎を学んだあと、県内各地の消防に戻って任務にあたります。