鹿児島県霧島市の陸上自衛隊国分駐屯地で6日、この春、自衛隊に入った隊員たちの入隊式がありました。

将来、部隊の中核を担う新人隊員を教育する国分駐屯地の第113教育大隊には、18歳から31歳までの一般陸曹候補生252人が入隊しました。

例年、九州での入隊式は、国分駐屯地と福岡県の久留米駐屯地の2か所で開かれていましたが、今年は入隊希望者の減少で国分駐屯地だけで行われました。

(服務の宣誓)「身をもって責務の完遂に努め、もって国民の負託にこたえることを誓います」

そして、山下巧大隊長が「この国を守り、家族を守るために、部隊活動の原動力になってほしい」と激励しました。

戦後80年の節目の入隊に、新人隊員は…

(牧野匠隼2等陸士)「80年前と(国際情勢が)大きく違うが、先人が築いた国土を守ることは変わらないと思う」

(野間醇大2等陸士)「いかなる任務にも対応できるよう日々の錬成を頑張りたい」

隊員たちは3か月間、訓練などを受け、全国各地の部隊に配属されます。