2025年2月に運航を開始した鹿児島市と鹿屋市を結ぶ定期船なんきゅうが、5月1日から運航を休止することになりました。
定期船なんきゅうは、鹿児島市と鹿屋市を結ぶ新たな航路として、2025年2月に就航しました。
運航するなんきゅうドックによりますと、燃料高騰や利用者不足などで経営赤字が続いたため、5月1日から2026年4月末まで、定期運航を休止するということです。
当初は1日に10人から20人の利用客を見込んでいましたが、3月末までの累計は51人で、赤字はおよそ200万円にのぼるということです。
なんきゅうドックは今後、団体客向けの不定期航路として運航を続ける方針で「大隅地区の観光活性化につなげたい」とコメントしています。