新学期を前に、子どもや高齢者を交通事故から守ろうと、県警や防犯団体に交通安全グッズが贈られました。
これは今月6日から始まる「全国交通安全運動」に合わせて、JA共済連鹿児島が行いました。
グッズは、夜間の交通事故を防ぐ目的で、バッグなどに取り付けられる反射材で作られたキーホルダーや、交通ルールのイラストが描かれたカードなどです。
このほかにも、近年増加しているSNSを使った投資詐欺への注意を呼びかける付箋もあります。あわせておよそ3万個が県警などに贈られました。
(県警本部 岩城孝志交通部長)「夜間については夜光反射材をつけていない状況なので、私たちも広報を頑張っていこうと思う」
(JA共済連鹿児島 米山洋公課長)「入学・進学等で環境が変わる方も非常に多い季節となっておりますので、慣れない道を通る人も多いかと思う。少しでも交通事故が減れば」
これらのグッズは鹿児島県内各地で行われる交通安全教室などで配られるということです。
今年、県内の交通事故は4月3日現在で651件で、去年の同じ時期より2人多い12人が亡くなっています。