鹿児島市の平川動物公園で去年9月に生まれたメスのコアラの赤ちゃんです。生まれて半年間ずっと母親のおなかの袋にいましたが、ようやく顔を見せてくれました。
鹿児島市の平川動物公園です。ユーカリの葉を目を細めながらおいしそうにほおばるコアラの「つくし」。お腹の袋の中で動いているのは、去年9月に生まれたメスの赤ちゃんです。今月23日に全身が袋から出てきたのが確認されました。
28日、赤ちゃんの顔を見ようと、待つこと2時間…
(記者)「お母さんコアラの袋からコアラの赤ちゃんが顔をのぞかせた」
ようやく袋から顔を見せてくれました。赤ちゃんは体長およそ20センチ、体重およそ200グラム。当分の間はつくしのお腹の袋を出たり入ったりしながら徐々に外での生活に慣れていくということです。
(平川動物公園 福守朗園長)「まだすごく小さいが、これから成長していく過程を見守ってほしい」
平川動物公園のコアラの飼育数は19頭で全国最多です。園は今後、赤ちゃんの名前を公募で決めたいとしています。







