県内では、27日夕方から27日夜にかけて大雨となるおそれがあります。屋久島では、観測史上最大となる1時間118ミリの猛烈な雨を観測し、床下浸水などの被害がでました。
気象台によりますと、前線にむかって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となっています。
このため、薩摩、大隅では27日夕方にかけて、種子島・屋久島地方では、27日夜にかけて大雨となるおそれがあります。
屋久島町の尾之間では、27日午前5時34分までの1時間に観測史上最大の118ミリの猛烈な雨を観測しました。
屋久島町では、床上浸水1棟、床下浸水2棟の被害が出ているほか、一部の地区で、停電が発生しているということです。
27日予想される1時間雨量は多いところで、薩摩、大隅地方で30ミリ種子島・屋久島地方で40ミリ、28日正午までに予想される24時間雨量は薩摩、大隅地方で100ミリ、種子島・屋久島地方で120ミリです。
気象台は、低い土地の浸水や河川の増水、土砂災害や落雷、竜巻などの激しい突風に注意を呼び掛けています。