2400人余りが新たな門出です。鹿児島大学で25日、卒業式が開かれました。

(卒業生・理学部 中西礼華さん)「互いに支え合い高め合える仲間と出会い、ともに学ぶ喜びを実感できた」

鹿児島大学では、9つの学部と大学院のあわせて2413人が卒業・修了を迎えました。式では佐野輝学長が、「切磋琢磨した仲間と、日本や国際社会の発展に力強く貢献してほしい」とエールを送りました。

(記者)「いま式が終わった。新たなステージに進む卒業生たち、これからの目標は?」

Q.今の気持ちは?
(法文学部卒)「4年間長いと思っていたが、あっという間に終わって悲しい」

(教育学部卒)「子どもたちに鹿児島が好きだなと思ってもらえるような先生になりたい」

母子家庭で育ったという、こちらの学生は…

(教育学部卒)「お母さんが一人で育ててくれて、私が行きたいと言った大学にも通わせてくれて、自分がなりたい小学校の教員になることができ、感謝の気持ちでいっぱい。迷惑をかけてごめん」
(母親)「頑張ったからね」
(教育学部卒)「子どもたちが楽しく学校に通うことができる環境を私が作っていけたらいい」

卒業生たちはそれぞれの目標に向け歩み始めます。