都城志布志道路の未開通だった志布志港から志布志インターチェンジまでの3.2キロが23日に開通し、関係者が全線開通を祝いました。

地域高規格道路「都城志布志道路」は、宮崎県の都城市を起点に、鹿児島県曽於市を経由して志布志市に至る、全長およそ44キロメートルの自動車専用道路です。

23日、志布志港から志布志インターチェンジまでの3.2キロが開通し、全線開通を祝い、志布志港近くで通り初め式がありました。

鹿児島県によりますと、全線開通したことで都城インターチェンジから志布志港までの所要時間が70分からおよそ40分に短縮されるということです。

(塩田康一知事)「都城と志布志の44キロがつながるということで、両地域が近い地域として、地域一帯が発展することを期待する」

23日午後3時から供用が開始され、一般車両が通行できるようになり、畜産業の輸送コスト削減のほか、災害時の物資支援面での効果などが期待されています。