ことしは昭和元年から数えて100年目にあたります。昭和に生まれた老舗企業の“長寿の秘けつ″を、平成生まれの高校生がSNSで発信する活動に取り組んでいます。
鹿児島情報高校の2年生が撮影しているのは、鹿児島市与次郎の「ざぼんラーメン」です。

昭和21年、当時の西鹿児島駅の構内に開業し、県内に7店舗を展開しています。

こうした昭和から続く100社を平成生まれの高校生が取材し、「鹿児島盛り上げ隊」として、県民に親しまれている秘けつを動画投稿サイトで発信する取り組みが始まりました。
2回目の10日は、各グループが19社を訪問。教員に頼らず、取材交渉から動画の撮影までを自分たちで担当します。

(取材する高校生)「意識して続けていることは?」
(ざぼんラーメン 宮崎貴久社長)「もちろん味。味をどう守っていくか。これだけ続いていることは鹿児島の皆さんに愛されていることだと思う。どう守っていくかを一番意識している」

創業当時から80年変わらないという豚骨スープも味わいました。
初めての「食レポ」にも挑戦しますが…
(先生からアドバイス)「うまいとかコメントしたら?カメラ目線で」
(ラーメンを食べる高校生)「おいしい、おいしい」
取材を終えて感じた“長寿の秘けつ″は?
(鹿児島情報高校2年・村上凌哉さん)「シンプルなラーメンだけど従業員のこだわりとかも感じられる」
(鹿児島情報高校2年・宮永桜愛さん)「店舗の人と会社の人が一丸となって頑張っていると思った」