ホームセンターなどを展開する鹿児島市が本社のニシムタが、鹿児島市明和4丁目の県有地およそ1万5000平方メートルを落札したことがわかりました。

県の関係者によりますと鹿児島や熊本、宮崎でホームセンターなどを展開するニシムタが落札したのは県有地で鹿児島市明和4丁目の「県営原良団地C区画」です。

斜線部分が県営原良団地C区画

土地の広さは、およそ1万5000平方メートルで、築50年以上経ち、現在は無人となっている県営住宅8棟が建っていて、集会所や駐輪場が併設されています。

場所は、明和小学校の近くで、県は去年12月、建物の老朽化に伴い、土地を民間事業者へ売却することをホームページで公表していました。

先月31日の入札には5社が参加し、このうちニシムタが落札したということです。落札価格は20億円ほどとみられています。

MBCの取材に対しニシムタは「県と正式な契約に至っていないのでコメントできない」としています。