鹿児島と北海道の新千歳空港を結ぶチャーター便がきょう7日運航しました。県は将来的な定期路線就航を目指していて期待する声も聞かれます。
(利用者)
「北海道が初めてなのですごく楽しみ」
「一生に一度、雪まつりを見たいと夢がかなった。しかも直行便で(行ける)」
「東京で乗り換えて、何時間も待たないとけいない。直行便が出てすごくありがたい」
チャーター便の運航は、現在、開かれている「さっぽろ雪まつり」への2泊3日のツアーに合わせて運航されました。ひとりおよそ17万円からで、128人が参加しました。
(記者)「普段鹿児島では見ることがない、札幌行きの表示。今回は100人以上の方々が北海道の旅を楽しむということです」
鹿児島と新千歳は1991年に全日空が定期路線の運航を始めましたが2007年に撤退しました。県は2030年までに新千歳と仙台の2つの空港との定期路線就航を目指していて今回のチャーター便もその取り組みの一環です。
(県交通政策課 滿田晃典航空対策係長)「鹿児島空港将来ビジョンの中でも掲げている路線。今後もこういう取り組みを続けていきたい」
(北海道庁・観光振興課 山口雄司誘客係長)「お互いに行き来をしあって相互に交流を活性化していきたいと思っている」
鹿児島から新千歳は東京乗り継ぎで4時間半かかりますが、直行便は3時間で結びます。