前節、ついに、12試合ぶりに歓喜の輪が広がりました。ただ、残留へ崖っぷちの状態は続いています。そんななか、6日は、鬼門のアウェーで、優勝を争う強敵と対戦です。
前節の水戸戦は、これまでの鬱憤を晴らすかのようなゴールラッシュに。守っても、引いて守るのではなく、”攻め”の守りで無失点。長いトンネルを抜け、12試合ぶりの勝利を掴みました。
(井林章選手)「いろんな人の思いを結果につなげることができたのはよかった、何も終わっていないし変わってもいない」
この言葉通り、J2残留への道のりは厳しさを増しています。前節終了時点で、残留ライン=17位大分との勝点差は10。1試合で詰められる勝点は最大3のため、上回るには残り5試合で最低でも3勝2分以上が必要に。
仮に次の試合で敗れた場合、大分・愛媛の結果次第では降格が決まります。
それでも、望みがある限り…。
おととい、いつもよりハードな練習で植え付けたのは、攻守における”前へ”の意識。
次の相手は現在2位の横浜FC。未だ勝利のないアウェーで強敵相手に真っ向勝負です。
(稲葉修土選手)「中途半端なことや、生半可なプレーが通用しない相手。1人1人が勇敢に戦う、そこはしっかり準備したい」
(浅野哲也監督)「残りの5試合をどうするかだけ。選手・スタッフ誰もが諦めていませんし、可能性がある限り全力でぶつかっていく」
未来を大きく左右する一戦は、6日午後2時キックオフです。