今月16日に高校生の就職試験が解禁されるのを前に、鹿児島市の高校で激励会が開かれました。
人手不足などを背景に売り手市場が続く中、鹿児島市の鹿児島高校では3年生44人が就職を希望していて、県内から600人、県外から1400人のあわせておよそ2000人の求人が来ています。
激励会では在校生からエールが送られ、3年生を代表して尾方優南さんが、決意を述べました。
(3年生代表 尾方優南さん)
「仲間、先生、いつも応援してくれる両親に笑顔で内定の報告ができるよう頑張る」
(就職希望の生徒)
「製造関係に進みます。仕事と陸上の両立がしたくて、県下一周駅伝に参加することが目標だったのでそこに決めました」
「金融機関に勤めたいと思っています。周りの人から即戦力になるように頑張りたいと思います」
鹿児島労働局によりますと、慢性的な人手不足でこの春、県内の高校を卒業した人の求人倍率は、2.19倍と過去最高になりました。