屋久島の小学校で、長崎での原爆被害を伝える朗読会がありました。

「平和の原点は、人間の痛みがわかる心を持つことです」

朗読会を行ったのは、ボランティアで被爆体験を語り継ぐ永遠の会で、全国で講演を行っています。

この日は児童およそ200人が、被爆者の体験記や絵本の朗読を真剣な表情で聞いていました。

また、長崎と屋久島の当時のつながりも紹介されました。

「原子爆弾を積んだ飛行機は、皆さんの住む屋久島の上空で、もう一機の飛行機と合流して、目的地に向かったのです」

(児童)
「命にかかわることが教えてもらって、すごく怖かった」
「こういう風に幸せに暮らせるのが当たり前じゃないと分かった」