防衛省は、中国海軍の測量艦が、31日朝早く、口永良部島の西から領海侵入したと発表しました。

防衛省によりますと31日午前4時47分頃、口永良部島の西の接続水域を東に進んでいた中国海軍のシュパン級測量艦1隻が、午前6時ごろ口永良部島南西の日本の領海に侵入したのを警戒中の海上自衛隊が確認しました。

海上自衛隊の掃海艇と鹿屋航空基地のP-1哨戒機が警戒監視と情報収集を行っていたところ、中国海軍の測量艦は午前7時53分ごろ、領海から出て南に向けて航行したということです。

中国海軍による日本の領海侵入は2004年以降、13回目で、今年に入ってからは初めてです。