台風10号の影響で、31日午後5時現在、鹿児島県内では、いまだ2万戸以上で停電が続いています。

九州電力によりますと、31日午後5時現在で、県内で停電しているのは、17市町村の2万2140戸です。県内およそ99万の契約戸数の2.2パーセントが停電しています。

停電しているのは市町村別で多い順に、南さつま市で5500戸、枕崎市で5360戸、南九州市で3740戸などです。九州電力送配電では、順次、復旧作業を進めていて、喜界島、十島村、三島村を除く離島では停電が解消されました。

31日夜遅くに復旧の見込みが、指宿市、薩摩川内市、いちき串木野市、さつま町、喜界町です。1日昼前に復旧の見込みが、鹿児島市、鹿屋市、日置市、錦江町、南大隅町、肝付町です。1日午後に復旧の見込みが、三島村と十島村です。枕崎市、南さつま市志布志市、南九州市については、九州電力は確認中としています。

九州電力は電線が切れて垂れ下がったり電柱が折れていた場合は、触らずに最寄りの九州電力送配電まで連絡するよう呼びかけています。最新の情報は「九州停電情報提供アプリ」確認できます。