鹿児島地方気象台は九州南部が梅雨入りしたとみられると発表しました。平年より9日、去年よりも9日遅い梅雨入りです。
こちらは午前11時ごろの鹿児島市の映像です。きょう8日の九州南部は気圧の谷や湿った空気の影響で、くもりや雨となっています、向こう1週間も前線や低気圧の影響でくもりや雨の日が多い見込みです。

気象台は8日午前11時に「九州南部が梅雨入りしたとみられる」と発表しました。平年より9日去年よりも9日遅い梅雨入りです。

先月21日には奄美・沖縄が、すでに梅雨入りしていて8日の九州南部は全国で3番目の梅雨入りの発表となりました。平年の梅雨明けは奄美地方が6月29日ごろ、九州南部が7月15日ごろです。

なお、気象台は、8日夕方から9日昼前にかけて、県内で落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨に注意を呼びかけています。

九州南部あすにかけて大雨のおそれ
気象台によりますと、前線や低気圧の位置、活動の程度によっては、鹿児島県で大雨のおそれがあります。
【今後の雨の予想(いずれも多いところ)】
▼予想1時間雨量(9日午前6時まで)
薩摩地方 40ミリ
大隅地方 50ミリ
種子島・屋久島地方 40ミリ
▼予想24時間雨量(9日午前6時まで)
薩摩地方 100ミリ
大隅地方 120ミリ
種子島・屋久島地方 150ミリ
薩摩、大隅、種子島・屋久島地方では8日夕方から9日昼前にかけて、奄美地方では9日朝にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風などに注意が必要です。