転勤などで鹿児島で生活を始めた親子向けの相談イベントが、鹿児島市で開かれました。子どもの遊び場から市電に乗る時の悩みまで、転勤を経験した“先輩ママ”と語り合いました。
22日、鹿児島市の東部親子つどいの広場に集まったのは、転勤などで鹿児島での生活が始まった16組の親子です。初めての環境での心配事や不安を、転勤を経験した“先輩ママ”に相談しました。

「どういったところで遊んでいるのかなと。公園には行くけど、雨の日とか」
「この辺だと“あそんど”知ってますか?かごしま県民交流センターのなか。木のボールプールとかもあって、ちょっとおしゃれ」
悩みは、子どもの遊び場以外にも…。
「ベビーカーを乗せられる市電が少ない。車輪がはまったりすると周りの人に助けてもらわないと移動ができないというのが心苦しい」

「道を歩いていて市電のレールにはまりません?」
「私は(ベビーカー)をたたんで乗っていた、昔。でもたたむのは大変、2人いると」「結構狭いから乗るのも気が引けるな」
(広島から転入)「友達もいないので結構不安だった。みんなが行っている場所を聞けて、行ってみようという前向きな気持ちになった」

(東京から転入)「(不安は)解消された。このような場があって、出会って話しを聞けて勉強になった。安心した、ほっとした」

(Enjoy!転勤ライフ 村田史子代表)「(転勤してくる人は)不安というより、知らないところに放り投げられるような感覚の人も多い。少し勇気をもってこのような場に来て、誰かと関わろうという気持ちをもってもらえたら」

鹿児島に転入してきた女性向けのイベントは、来月21日にもサンエールかごしまで開かれます。







