従来の○○地方発表から府県ごとへ(イメージ図)

線状降水帯による大雨の予測情報について、今月28日(火)から、対象地域をこれまでの地方単位に代わって府県単位で発表されます。

線状降水帯の発生予測は、これまで全国11のブロックに分けた地域(地方単位)を対象としていましたが、強化した気象庁スーパーコンピュータを用いて予報時間を延長し、今月28日(火)から、府県単位の発表に切り替えされます。

(北海道・東京都・鹿児島県・沖縄県はより細分化されます)

予報技術の進歩

新スーパーコンピュータ導入で計算能力はおよそ4倍へ気象庁では去年3月に「線状降水帯予測スーパーコンピュータ」が、そして今年3月に「第11世代気象庁スーパーコンピュータ」が導入され、これまでに比べて計算能力がおよそ4倍となりました。予測できる時間が延長され、その精度も改善されています。

令和11年には市町村単位での半日前予測を目指し、予測技術の開発は続いています。もうすぐ梅雨もやってきます。私たちも災害への備えをしっかりしておきたいものです。