鹿児島県がドルフィンポート跡地に整備を予定している新しい総合体育館=スポーツ・コンベンションセンターについて、整備や運営に参加を希望する民間事業者を対象に、入札などに関する説明会が開かれました。

県がドルフィンポート跡地に5年後の供用開始を予定している新しい総合体育館の整備には、民間事業者に設計・建設・運営までを委託するPFI方式が導入されます。

17日、県庁で開かれた説明会には、整備や運営に参加を希望する県内企業17社を含む35社が参加しました。説明会では、市街地からの桜島の眺望への配慮や地元雇用の活用など、景観や地域性に関する項目がより高い配点になることなどが説明されました。

(県内企業の参加者)「鹿児島らしさを出していくことがポイントだったと思う」

(県スポーツ・コンベンションセンター整備課 西博夫課長)「施設利用者以外にも県民や観光客のみなさまが、気軽に立ち寄れる開かれた施設として整備したいと考えているので、民間事業者の技術やノウハウを生かした提案を期待している」

新総合体育館の整備や運営を担う事業者は、ことし11月に、選定委員会の審査を経て決定する予定です。