気象庁は今月13日、鹿児島県屋久島町の口永良部島の噴火警戒レベルを3の「入山規制」に引き上げました。
新岳と古岳火口周辺では噴火が発生する可能性があり、噴火に伴う大きな噴石や火砕流に警戒を呼びかけています。
口永良部島では、今月1日から火山性地震の多い状態が続いており、気象庁は13日、噴火警戒レベル引き上げの基準を超えたとして、噴火警戒レベルを2から3の「入山規制」に引き上げました。
火山性地震の数は、13日は24回、14日も午後4時までに24回、今月1日からの累計は、187回に上っています。
鹿児島地方気象台は、新岳と古岳火口周辺では噴火が発生する可能性があるとして、新岳及び古岳の火口からおおむね2キロの範囲では大きな噴石や火砕流に警戒を呼びかけています。
また、向江浜地区から新岳の南西側にかけての海岸までの範囲でも火砕流に警戒が必要です。噴火に伴う大きな噴石や火砕流に警戒を呼びかけています。