ごみのリサイクル率で過去15回、日本一になった鹿児島県の大崎町に、町民のごみ分別の暮らしなどを実際に体験できる宿泊施設が、14日にオープンしました。
大崎町にオープンしたのは、体験型宿泊施設「circular village hostel GURURI(サーキュラー ヴィレッジ ホステル グルリ)」です。大崎町と企業で連携し、ごみの減量などを目指す大崎町SDGs推進協議会が空き家をリノベーションして整備しました。
「GURURI」は、大崎町のリサイクルの取り組みについて視察に訪れる人たちを受け入れ、町で取り組む28区分のごみの分別などを体験できる施設です。また、一般の宿泊も可能です。
協議会によりますと、施設内の家具のほとんどは、廃棄された廃材や災害時に出た倒木などを使っているということです。
(大崎町SDGs推進協議会 遠矢将さん)「分別体験だけではなくて、高い断熱性能を持っていることで、内部の環境が過ごしやすくなって、未来の住宅のあり方なども体験できます」
「GURURI」は、ホームページから予約を受け付けており、宿泊料金は2万4000円からです。