■29日(金)~31日(日)九州で黄砂続く?

中国で黄砂が発生し、首都・北京では警報が発表されました。この黄砂は今後、日本に到達する見通しで、九州では、29日(金)から31日(日)頃にかけて、黄砂が飛来する見込みです。

【連続画像】黄砂のシミュレーションでは、29日(金)未明に黄砂が九州の西から飛来し始め、29日朝から31日(日)にかけて黄砂が続く予想となっています。

■黄砂シミュレーションで濃いオレンジ 九州北部・南部に

黄砂が飛来する場所や濃さを予想したシミュレーション画像では、九州各地に「濃い目のオレンジ色」がかかる時間帯があります。特に29日夜から30日昼過ぎにかけて福岡、佐賀、長崎、大分、熊本北部に濃いオレンジが、その後30日(日)未明から朝にかけて鹿児島、宮崎にも濃いオレンジがかかっています。

気象庁によりますと、九州北部地方(福岡県、長崎県、佐賀県、大分県、熊本県)では、29日から31日頃にかけて黄砂の飛来が予想され、視程が10キロメートル未満となり、所によっては視程が5キロメートル未満となる見込みです。

【連続画像】九州の黄砂シミュレーション29日(金)~31日(日)

九州南部(鹿児島県、宮崎県)・奄美地方でも、29日から31日頃にかけて黄砂が飛来する見込みです。

 屋外では、所により黄砂が付着するなどの影響が予想されます。視程が5キロメートル未満となった所では、交通への障害が発生するおそれがありますので注意してください。(※視程とは、水平方向で見通しの効く距離です。)

■黄砂の注意点

健康…目のかゆみ・鼻水などの症状が出るおそれがあります。不要不急の外出は控え、外出する場合はマスクの着用を。 帰宅後は手洗い・洗顔で、 黄砂を落とすようにしましょう。
洗濯物…外に干すと黄砂がつく可能性があります。なるべく部屋干しを。
についた場合…水洗いがおすすめ。タオルなどでいきなり拭き取ると、黄砂で車のボディに傷がついてしまう可能性があります。

【連続画像】九州の黄砂飛来シミュレーション29日(金)~31日(日)