高知を舞台にロケが行われていた映画がこの秋公開されることになりました。高知市では10月6日から、先行公開されます。
高知を舞台に描かれた長編映画「ロストサマー」。孤独な3人の男女が偶然出会い関わり合っていく物語で、去年11月、高知市を中心に撮影が行われました。
手がけたのは1988年生まれの俳優たちが立ち上げたユニットで高知市出身の俳優中澤梓佐(なかざわ・あずさ)さんも出演しています。
(高知市出身俳優 中澤梓佐さん)
「孤独とかさみしさってみんな気づかないうちに積み上げて、それがいつかパンッてこらえられなくなる時が来ると思う。それがない人っていないと思う。積み上げてる段階でパンッてなる前にこれを見ていただいて、ちょっとでもすくいあげる部分があれば」
作品に登場するのは季節の名前をもつ3人の男女。自らの喪失感と向き合い、それぞれの“夏”を越えていく過程が描かれます。
「ロストサマー」は10月13日から全国で順次公開。県内ではそれに先駆けて10月6日、高知市に新しくオープンするキネマミュージアムで公開されます。