9月19日は愛媛県松山市出身の俳人、正岡子規の命日です。松山市内の寺で法要が営まれ、参列者が郷土が生んだ偉人を偲びました。

松山市の正宗寺には、正岡子規の業績を研究している、松山子規会の会員らおよそ40人が集まり、子規の遺髪を祀る埋髪塔の前で読経の中、参列者が焼香しました。子規は1902年、明治35年のきょう、34歳で亡くなり、その直前、庭で育てていたヘチマを題材に句を詠んだことから、命日は「糸瓜忌」と呼ばれています。
子規を偲ぶ俳句も披露され、参列した人たちは偉大な俳人の足跡に思いを馳せていました。