近代的なプラネタリウム誕生100周年を記念したイベントが、愛媛県新居浜市の県総合科学博物館で開かれ、訪れた天体ファンが星空を満喫しました。

近代的なプラネタリウムは、1923年にドイツで誕生、100周年を迎えたおととしから全国各地で記念イベントが展開されてきました。

そのフィナーレが24日開かれ、愛媛県総合科学博物館にはおよそ70人が訪れました。

訪れた天体ファンは担当者の解説を聞いたり、通常の上映では出来ない星空を撮影したりと、オリジナル企画を楽しみました。

また、全国22のプラネタリウム施設を結んでのリレー解説やクイズコーナーもあり、訪れた人たちは改めてその魅力を感じている様子でした。

(来場者)
「(星空が)一面に広がっていて、普段は雲で隠れてしまうところも、星がしっかりと見られるのですごく貴重な経験」

(鈴木裕司学芸員)
Q、将来のプラネタリウムについて
「今は映像も進歩してるので、よりリアルに宇宙にいるような体験をすることができるし、宇宙以外にも例えば別の場所にいるかのような体験をできるよう進歩していくと思う」

愛媛県総合科学博物館では「今後もプラネタリウムを通じて、宇宙のロマンや科学技術の進歩を体感してほしい」と話していました。