気象庁によりますと、東海道沖には低気圧があって、ほとんど停滞しています。
また、関東甲信地方の上空約1500メートルには氷点下3度以下の寒気が流れ込んでいます。
1日は東京都心の予想最高気温が7度で、真冬の寒さとなる見込みです。
【雪と雨のシミュレーションを画像で掲載しています】

低気圧は1日午後には不明瞭となりますが、2日にかけて、関東地方の沿岸部から伊豆諸島付近に気圧の谷が停滞する見込みです。
低気圧や気圧の谷に向かって、千島の東の高気圧の縁を回る湿った空気が流れ込むため、大気の状態が不安定となるでしょう。
関東甲信地方では、1日夕方にかけて、山沿いや山地では大雪となり、平地でも積雪となる所があるでしょう。

[雨の予想]
関東地方と伊豆諸島では、2日明け方にかけて、雷を伴い激しい雨の降る所があるでしょう。雨雲が予想以上に発達した場合や、発達した雨雲がかかり続けた場合には、警報級の大雨となる可能性があります。
1日に予想される1時間降水量は多い所で、
  関東地方北部 30ミリ
  関東地方南部 30ミリ
  伊豆諸島   30ミリ
2日に予想される1時間降水量は多い所で、
  関東地方北部 30ミリ
  関東地方南部 30ミリ
1日6時から2日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
  関東地方北部 120ミリ
  関東地方南部 150ミリ
  伊豆諸島   120ミリ

[雪の予想]
1日6時から2日6時までに予想される24時間降雪量は多い所で、
  関東地方北部の山地         25センチ
  箱根から多摩地方や秩父地方にかけて  8センチ
  関東地方南部の平地          1センチ
  甲信地方              10センチ

[防災事項]
関東地方と伊豆諸島では、1日朝から2日昼前にかけて、大雨による土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。
関東甲信地方では、1日夕方にかけて、積雪や路面の凍結による交通障害、ビニールハウスの倒壊、架線や電線、樹木への着雪に注意してください。

引き続き、最新の気象情報をご確認ください【雪と雨のシミュレーションを画像で掲載しています】