直木賞作家の今村翔吾さんが愛媛をPRする「いよかん大使」に任命され、文学をテーマに魅力を発信したいと意気込みを語りました。
愛媛県庁を訪れた直木賞作家の今村翔吾さん。中村知事から「いよかん大使」の委嘱状と記念品が手渡されました。
京都府出身の今村さんはダンスインストラクターなどを経て30歳で小説を書き始め、2022年に直木賞を受賞。その後、全国の書店を巡る旅で愛媛にも訪れました。
去年5月には伊予の国の武将、河野通有が主人公の歴史小説「海を破る者」を出版し、愛媛の知名度向上に貢献したとして今回「いよかん大使」に任命されました。
今村翔吾さん
「やっぱり文学でしょうね愛媛は。そこらへんを絡めた取り組みやイベント、誘致に力を入れていきたいと思っています」
今村さんは今後について、小説「海を破る者」の映像化にも意欲を示していました。