この夏の参院選の立候補予定者として自民党県連が公募で選んだ上野由佳氏が、10日、愛媛選挙区からの出馬を正式に表明しました。
上野氏は松山市出身の29歳で、筑波大学では政治学を専攻、卒業後は中小企業コンサルタントとして働いてきました。
5月に30歳を迎え被選挙権を得る上野氏は、当選すれば史上最年少の参議院議員になるとして、決意を述べました。
(自・新上野由佳氏)
「わたくしの率直な気持ちとしては30歳から36歳という、参議院の任期6年ですから最もバリバリパワフルに働ける30代を愛媛県民のみなさんのためにしっかり働いていきたいと思っています」
そして公約には、これまでのキャリアを生かした中小企業支援や地方創生、防災・減災対策などを掲げました。
また裏金問題など自民党への逆風については、自分のような庶民感覚を持った人間が当選することで、変わるきっかけになると持論を述べいました。
夏の参院選愛媛選挙区には、無所属で現職の永江孝子氏と、参政党の新人・原田慎太郎氏が立候補を予定しています。