オリンピックメダリストが講師です。岩手県滝沢市の学校で30日、子どもたちがスポーツの楽しさを学ぶ催しが開かれました。

イベントは滝沢市の柳沢小中学校で行われ、全校児童、生徒27人が参加しました。
講師を務めたのはオリンピックの女子マラソンで2大会連続メダルを獲得した有森裕子さんです。
有森さんは基本的な体の使い方や走る際の正しいフォームを丁寧に子どもたちに指導していました。
また有森さんがオリンピックで獲得した銀メダルと銅メダルも披露され、子どもたちが目を輝かせていました。
この取り組みは滝沢市が取り組む「キッズ健幸(けんこう)アンバサダー」事業の一環で行われたものです。オリンピアンなどからスポーツや健康について学んだ児童生徒が、家族に健康づくりなどを伝えるアンバサダーとなります。

(児童)
「姿勢を良くして走ったり歩いたりすることころが印象に残っています」
(有森裕子さん)
「自分の気持ち、楽しい、興味がある、こうしたいというものをしっかりと自分で持って、それに向けて一生懸命頑張ってほしいなというのはこれからの子どもたち全てに対して思います」

また車いすラグビーの体験も行われ、子どもたちはパラスポーツにも理解を深めていました。