台風第24号は東シナ海を北西に進んでいますが、今後8日頃にかけて南西諸島近海で動きが遅くなる見込みです。
台風や前線の影響を受けるため、西日本では5日にかけて土砂災害に厳重に警戒し、4日は低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
四国地方、九州北部地方(山口県を含む)、九州南部・奄美地方では線状降水帯が発生して大雨災害の危険度が急激に高まるおそれがあります。

[気象概況]
気象庁によりますと台風第24号は4日3時には奄美市の西北西約160キロにあって、1時間におよそ25キロの速さで北西へ進んでいます。
中心の気圧は990ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルとなっています。
また、前線が西日本から東日本を南下しています。
西日本から東日本にかけては、局地的に雷を伴い激しい雨や非常に激しい雨が降り、大雨となっている所があります。
台風第24号は東シナ海を北西に進んでいますが、今後8日頃にかけて南西諸島近海で動きが遅くなる見込みです。
一方、前線は6日にかけて本州の南岸付近でほとんど停滞する見込みです。
動きの遅い台風の東側を北上する、暖かく湿った空気が前線に向かって流れ込み、大気の状態が非常に不安定な状況が続くでしょう。
このため4日は、西日本では猛烈な雨の降る所がある見込みです。
また、6日にかけて西日本から東日本の太平洋側を中心に広い範囲で、激しい雨や非常に激しい雨が降り続いて総雨量が多くなるおそれがあります。これまでの大雨で地盤の緩んでいる地域では、少しの雨量でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。
台風の進路や前線の動向によっては、7日頃にかけて大雨が続き、総雨量がさらに多くなる可能性もあります。

[雨の予想]
4日6時から5日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
  関東甲信地方 80ミリ
  東海地方   80ミリ
  近畿地方   150ミリ
  中国地方   80ミリ
  四国地方   300ミリ
  九州北部地方 200ミリ
  九州南部   250ミリ
  奄美地方   200ミリ
その後、5日6時から6日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
  関東甲信地方 100ミリ
  東海地方   120ミリ
  近畿地方   150ミリ
  四国地方   150ミリ
  九州北部地方 120ミリ
  九州南部   150ミリ
  奄美地方   120ミリ
  伊豆諸島   100ミリ
  沖縄地方   80ミリ
その後、6日6時から7日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
  関東甲信地方 150ミリ
  東海地方   200ミリ
  近畿地方   150ミリ
  四国地方   200ミリ
  九州北部地方 80ミリ
  九州南部   100ミリ
  伊豆諸島   150ミリ
線状降水帯が発生した場合は局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。