東京商工リサーチが12月に行った「クマ出没が企業活動に及ぼす影響に関する調査」で岩手県内企業の4割以上が、クマの出没で影響があったと答えました。
それによりますと、クマの出没で業務に影響が出ていると答えた企業の割合が、全国平均が6.5%だったのに対し、岩手は41.1%と都道府県別で秋田県に次いで高い割合となりました。影響した内容は「従業員への周知」や「被害防止のための投資」「来客の減少」などが挙げられ、実際に店舗をもって事業を営んでいる業種で影響が顕著でした。東京商工リサーチ盛岡支店は「企業単体での対応は困難で国や自治体と連携した取り組みが必要」と指摘しています。







