岩手県雫石町のスキー場で、今シーズンの営業開始を前にロープウェーの故障を想定した救助訓練が行われました。

(記者リポート)
「従業員が乗ったロープウェーが上へと登っていきます。いよいよ訓練が始まります」
この訓練は雫石スキー場が営業開始を前に毎年行っているものです。

(訓練風景)
「救助はじめ!はい!」
訓練には従業員およそ30人が参加し、機械トラブルでロープウェーが緊急停止したという想定で救助の手順を確認しました。

地上からおよそ7メートルの高さにあるロープウェーで、乗客役の従業員を救助用バスケットに乗せて1人ずつ地上に降ろしていきます。
ロープウェーの中では、従業員が救助用ロープを取り付ける手順などをひとつひとつ確認していました。
私も救助者役を体験させてもらいました。

(坂本記者)
「かなりゆっくり降りて行ったので、安心感がありました。あまり揺れることもなかったです」

(雫石スキー場 長澤浩司総支配人)
「いつ何が起きるかわからないなかで、その中で営業してた時に、お客様の安全安心をまず第一に整えていきたいと思ってます」

20日オープンする雫石スキー場の山頂付近の現在の積雪はおよそ50センチで、スキー場関係者は豊富な積雪に期待していました。







