宮沢賢治の物語の世界観と三陸鉄道を描いたイラストが展示される特別列車の運行を前に、1日に車両がお披露目されました。

この特別列車「イーハトーブ列車」は宮沢賢治の物語や三陸鉄道のイラストを車両に展示する取り組みで2025年で3年目を迎えます。
今回は賢治の詩や物語に登場する「いきもの」たちがテーマで、国内外から応募のあった86作品のうちおよそ70点が列車内に展示されています。

イラストには個性豊かな賢治の世界を三陸鉄道が走行する様子が描かれています。応募作品の中から選ばれた12作品は「イーハトーブカレンダー」として1日から発売されました。

(三陸鉄道・石川義晃社長)
「絵を飾ってますので、窓の外は海が見えますから海の景色と、全国あるいは台湾から寄せられた(作品)を両方お楽しみいただけるので、ぜひ三陸鉄道を御利用頂ければと思う」
イーハトーブ列車は2日から31日まで、岩手県の久慈・盛駅間を毎日1往復運行します。