7月の岩手県内の企業倒産は6件で、前の年の同じ月より減少したものの、長期的に見ると増加傾向は続きそうです。

東京商工リサーチ盛岡支店によりますと、7月の負債額1000万円以上の企業倒産は前の年の同じ月から3件減って6件で、負債総額も1億5200万円減って6億7100万円でした。
件数と負債総額の両方が前の年の同じ月を下回るのは、2025年に入って初めてです。
それでも2025年の倒産件数の合計は51件と前の年の同じ月より9件増えています。

東京商工リサーチ盛岡支店は今後の動向について、「物価高や人手不足による厳しい経営環境が続いていて、今後も企業倒産が増える傾向は変わらない」と見ています。