世界遺産の町、平泉町で奥州藤原氏の栄華をしのぶ恒例の「春の藤原まつり」が開幕し、初日の1日は中尊寺で稚児行列が行われました。

「春の藤原まつり」は、毎年5月の1日から5日の5日間行われています。初日の1日は奥州藤原氏の栄華をしのび、中尊寺の本堂で法要が営まれたあと、3歳から6歳の子どもたちによる稚児行列が行われました。

子どもたちの健やかな成長を願い行われる稚児行列には今年、町内の子どもを中心に東京からの参加も含めた35人が参加しました。
男の子は烏帽子、女の子は宝冠をかぶり、平安時代さながらの華やかな衣装に身を包んで本堂から金色堂までのおよそ300メートルを元気に練り歩きました。
穏やかな春の日差しが降り注いだ中尊寺の参道には多くの人が訪れ、かわいらしい子どもたちの姿に目を細めていました。

(参加者は)
「(歩いてみてどうでしたか?)楽しかった」
「(大きくなったら何になりたい?)保育園の先生」
(参加者のお母さんは)
「なかなか着れない衣装なので、みんなで楽しく歩けてたので可愛かったです。元気に健康に、自分がやりたいことを一生懸命できる子になってほしい」
(参加者は)
「楽しかった。(大きくなったら何になりたい?)カフェ屋さん」


(参加者のお父さんは)
「最後まで上手に歩いていて、頑張りました。人に優しくできる子に育ってほ
しいです」

春の藤原まつりは3日にメインイベントの源義経公東下り行列が行われるほか、期間中さまざまなイベントを行い、観光客を迎えます。